細かな値動きを利用して、投資運用を行う方法について

取引方法1:デイトレード

デイトレードとは、およそ数時間から1日程度の相場の値動きを利用してトレードを行っていく方法になります。
それよりも細かく時間を刻んでいく、スキャルピングと呼ばれる方法よりも、値動きの幅が大きく、米ドル/円の取り引きでおよそ数十銭単位の動きを見せます。
時間にもある程度の余裕がありますので、落ち着いて考えることができながら、集中力を切らすことなく取り引きが行えますので、FXの初心者にはもっともやり易い取引方法と言えるでしょう。

デイトレードの行いかた
チャートの値動きを図示したローソク足を用い、日単位の日足、時間単位の60分足、時には細かく10分足、5分足などを参考にして、その日の動きの傾向や幅を予測して、トレードするパターンを決定していきます。また、場合によっては、単純に60分足の形を見て予測を立てて、1時間ごとに取り引きを決めていく方法もあります。
デイトレードでは、日足を使って全体の方向性を見立てて、60分足や10分足で、値動きの天井圏であるレジスタンスラインや、底値圏であるサポートラインを予測しながら、売買を始めるエントリーポイント、決済を行う利益確定ポイントを見極めて設定し、取り引きを組み立てていくのが基本です。
レジスタンスライン、サポートラインの予測については、チャートの傾向を分かりやすく示した補助線であるトレンドラインや、平均移動血を示した線とその上下の値動きの幅を示したボリンジャーバンドなど、様々なチャート図やトレード理論を参考にするのが良いでしょう。

メリットとデメリットについて
デイトレードは、一回当たりの利益が大きくなり、取引コストも少なくて済むのがメリットになります。
また、デメリットは、スキャルピングに比べると取り引きする回数が少なくなるので、利益を生むチャンスが減るという部分がありますが、FXは24時間いつでも取引可能ですので、これを使ってチャンスを増やすという方法もあります。

取引方法2:スイングトレード

スイングトレードとは、デイトレードよりもさらに長い、数日間の相場の値動きを利用してトレードを行っていく方法です。
状況の次第でもあるのですが、さらに値動きの幅は大きくなり、米ドル/円の取り引きで数円単位になる場合もあります。
基本的には、トレンド相場と呼ばれる、値動きが上か下かの一方向へ次々と進んでいくような為替相場に有効で、逆にその動きがほとんど見られないレンジ相場と呼ばれる状態には、あまり向いているとは言えません。

スイングトレードの行いかた
週間の動きを図示した週足と呼ばれるローソク足や、日ごとの日足の状態を基本にして、4時間足などを使って相場の方向性を掴んでいき、どのぐらいの投資をするのかを決定します。
為替相場の大きな値動きを狙う取り引きの手法ですので、一般的に投資金額の大きさは、デイトレードにくらべて小さめであるのが基本です。

メリットとデメリットについて
やはり一回の取り引きで大きな利益を期待でき、取引コストも小さくて済むことがメリットになるでしょう。
デメリットは、取引回数が少ないのでチャンスが少ないことと、トレンド相場のように大きく為替が動かないと効果が薄いことが挙げられます。
FXでスイングトレードをしている投資家には、デイトレードも並行して取り引きし、相互の欠点を補っている人が多いようです。